一人暮らしを始めて最初の頃、
最初に全てを揃えずに、徐々に必要なものを揃えていきました。
ラグは私には必需品だったため早いうちに購入し
ずっと使い続けてきました。
あって当たり前の必需品だと思っていたものですが
なくても生活できるかもしれない、掃除が楽になるかもしれない、
もしかしたらラグがない生活の方が合うかもしれないと思い、
お盆休みのタイミングでラグなし生活を試してみました。
直径190cmのグレーのマイクロファイバーラグです。
まずラグを片付ける為に掃除から始めました。
掃除機を持っておらず部屋数も少ないので
普段から掃除はクイックルワイパーとコロコロです。
ラグの下に敷いている滑り止めシートを退かして
ウタマロ洗剤をかけてクイックルワイパーで拭き掃除をしました。
お部屋の掃除はウタマロ一本です。
ラグを退かしただけでかなり広々して見えます。
サイドテーブルは簡単に動かせるので
テーブルの横に置いてコーヒーを置いたり
ベッドの側に置いてアロマを炊いたりしていました。
アロマライトを手放したので
ベッド横には置かずテーブルの横に置くことが多いですが、
プロジェクターを置く場所にすることにしました。
ちょうどこの位置に置くと壁にはっきりと映る距離でした。
コードの束はテーブルの下にうまくしまうことができましたが
どうしても壁から距離があるためコードが見えてしまいます。
コードの束もごちゃごちゃしているのが見えているので
DIYして円盤も収納できるようなものを作ろうと検討中です。
まずはこの状態で過ごしてみました。
いつも座っているのは座椅子の上なので
ラグがないことでおしりが痛くなることはありませんでした。
暗い色のマイクロファイバーのラグだったので
退かしたことで少し夏らしく涼しく過ごすことができました。
掃除をする時はコロコロいらずでクイックルワイパーだけで済むので
手間が一つ減って楽でした。
普段スリッパを履いて過ごしていますが
ラグの上をスリッパで通ることになんとなく抵抗があるので
避けて歩いていましたが、
ラグがないことで気にせず生活できました。
出掛けていて部屋へ戻ってきた時のぱっと見の印象も
広々としてスッキリしていました。
ラグがあることで何か物を落とした時の衝撃吸収や
テーブルの足の部分による床の傷から守ってくれると思いますが、
そこまで頻繁に重たい物を持ち歩いたり物を落とすことも
テーブルを引きずって動かすこともないので
この点はラグがあってもなくてもあまり関係ありませんでした。
メリットは多く感じられましたが、
天気が悪かったこともあるためか、冷房のためか、
座椅子に座っていても床からの冷えを感じました。
冷房をつけていない間はひんやり涼しくて、
ラグがあった時には感じられなかったメリットでもあるのですが…。
また、掃除をする時、クイックルワイパーで
床の拭き掃除だけで済むので楽でしたが、
逆にちょっとしたほこりや髪の毛の掃除をしたい時に
コロコロで済ませていたところを
クイックルワイパーで掃除する必要があり、少し面倒に感じました。
それから床の素材と色のせいか、座椅子の色との相性のせいか、
うまく言葉にできませんが日に日に微妙に思えてしまいました。
メリットと見た目のスッキリさを感じられましたが、
一番は冷えを感じるところが我慢できませんでした。
室内用のカーディガンを着て冷房をつけて過ごしていますが、
座った時の床からの冷えは解消できず、
恐らく冬場はもっと冷えを感じると思いました。
私にはラグが必要だと判断し、
ラグなし生活を終わりにしました。
何か物を置いたりスリッパで踏むと跡がついてしまうラグですが
オールシーズン使えて洗うことができます。
ラグは必要と判断しましたが、
夏場はマイクロファイバー以外のものであれば
もっと快適に過ごせると思い、別のものを探しました。
ラグでありませんが好みの柄の布を見つけたので
ラグの代わりに敷いて過ごすことにしました。
薄い布ですが床からの冷気は少し減らすことができました。
滑り止めシートの上に敷いているだけなので
すぐに動かせて掃除も楽です。
今後、座椅子をやめてソファや
ダイニングテーブルと椅子などに変えたら
ラグなし生活ができるかもしれないと考えていますが
ひとまずは不便を感じていないのでこのまま過ごす予定です。
この布で冬を迎えるには寒いと思うので
試すまではマイクロファイバーのラグはまだ手放せませんが、
物を減らすだけではなく変えたり増やしたり
配置をずらしてみたりして試行錯誤しながら
過ごしやすい部屋を作っていこうと思います。
